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 2023年4月号 No.384


ギターコンペティション全国大会で白鳥修一朗君がグランプリの快挙!(4月1日更新)

 3月28日に行われた(公社)日本ギター連盟主催「第16回ギター大好きみんな集まれギターコンペティション」全国大会において当スクールから出場した白鳥修一朗君 <写真(クリックで拡大)> がB部門の金賞と全部門を通したグランプリを受賞いたしました。
 全国13ブロックの地区大会で金賞を受賞した63名が集まった全国大会でのグランプリですので素晴らしい快挙といえます。 
 またPG部門で出場した稲葉紀美子さんも日頃の練習の成果を十分に発揮し銀賞を受賞いたしました。

県立横浜緑ヶ丘高校クラシックギター部定期演奏会(4月1日更新)

 堀井が部活動インストラクターを務めている緑ヶ丘高校クラシックギター部 <写真(クリックで拡大)>の定期演奏会がゴールデンウィーク中の5月3日に杉田劇場で行われます。
 コロナ禍以来3年間は中止や関係者のみの入場制限などでしたが今年は久しぶりに制限のない中での開催ができることになりました。
 また今年は高校の創立100周年とのことで例年にない企画で堀井もOBとして出演、ソロ1曲と生徒との全員合奏1曲を演奏します。
 連休中ですがご都合がつきましたら是非ご来場ください。
  [日時]5月3日(水・祝)13:30開演
  [会場]磯子区民文化センター杉田劇場
  [プログラム]スペイン舞曲第一番(M.deファリャ)、チュニス(R.ディアンス)、新宝島(サカナクション)、アイネクライネ(米津玄師)、Fly me to the moon(B.ハワード)ほか
 [入場]入場無料

レッスンでのマスク着用について(4月1日更新)

 マスク着用についてのガイドが変更になったことを受けて、レッスン中も個人の判断にお任せすることといたします。また講師については当面の間は引き続きレッスン中はマスクを着用するようにいたします。
 なお一部地域では再び感染拡大傾向との報道もありますので今後も状況によっての適切な判断をよろしくお願いいたします。

編集後記(4月1日更新)

 「プロでもステージでは緊張するのですか?」という質問をされることが多いのですが、おそらくプロの演奏家というのは仮に緊張していたとしてもそれをできるだけ客席に伝えないようにする術を身につけているのではないかと思います。とはいえ僕の場合もこれまで行なってきた多くのコンサートの中で緊張という意味で記憶に残っているステージもたくさんあるので、今回はその中から皇室にまつわる2つのコンサートのお話をしたいと思います。よくニュースで○○宮様がどこどこのコンサートにご臨席されました、などというナレーションと共に、皇室の方が拍手の中を観客席に案内される映像が流れるのを見たことがあると思います。僕はこのようなコンサートに2回出演したことがあるのですが、当日は会場の警備も物々しく客席も独特の雰囲気になり、いやが上にも緊張が増すことになります。1回目はもう30年も前になりますが、国立劇場で行われたバレエ公演で、物語の登場人物として舞台でギターを弾きました。あの世界の山下和仁氏とのダブルキャストで、2日間、昼と夜の計4公演のうち紀宮様(当時)がご臨席の公演のみ山下氏が出演、他の3公演は僕の出演でした。ですのでこの時は宮様が僕の演奏を聴かれたわけではないのですが、そうでなくてもバレエの流れの中の音楽でしかもギター独奏ですから絶対にミスは許されないという緊張は特別のものがありました。しかも仙人がギターを弾くという設定の物語なので、特殊メイクと衣装を着た上に「この曲が終わったらおもむろに顔をあげて手をこちらに向けて」などとちょっとした演技もしなくてはなりませんでした。物語の最後には花道のセリに乗ってギターを弾きながら奈落に降りて行くという大変貴重な経験もさせていただきました。僕は緊張のためかこの時のステージの記憶がほとんどないのですが、片や世界の山下氏はと言うと楽屋に到着した時から超リラックスで余裕の表情でした。そういえばその日の雑談で「つい先日までロンドンでコンサートをしていて演奏後に食事に行ったら横でダイアナ妃が食事をしていた」などとさらっと言うので「これはスケールが違うわ、このくらいじゃ緊張しないわけだね」と妙に納得した次第です。そして2度目はその10年ほど後、みなとみらいホールで開催した宇賀神昭先生と2人のコンサートでした。今回も紀宮様(当時)にご臨席いただけるかもしれない、という情報があったもののセキュリティーの関係で直前まではっきりはできないという状況でした。しかし本番のステージでは、練習でシミュレーションしていなかった事が起こると急激に緊張が増すことは経験上痛感していたので、この時はしっかりと皇室対応シミュレーションをして準備をしておいたので本番のステージでは過度の緊張もせずに無事演奏ができました。この日は終演後にホールの貴賓室で宮様を囲んでごく少数の関係者だけでのお茶の場が設けられたのですが、その時に宮様から僕が仙人ギターの舞台に出演していた事を覚えていると言われ、その記憶力に驚くと同時に自分の言葉でしっかりと話をされていることに感銘を受けました。ということで「今月の1枚」は「仙人ギタリスト」です。(ほりい)

神奈川ギターフェスティバル2023(3月1日更新)

 神奈川ギター協会主催による春休み恒例のイベント「神奈川ギターフェスティバル」が今年も4月2日(日)に関内ホールの小ホールで開催されます。このイベントは主に神奈川県内のアマチュアギター愛好家と神奈川ギター協会員のプロギタリストがソロや重奏、アンサンブルなどいろいろなスタイルで演奏を披露する他、前年の神奈川新人ギタリストオーディション合格者の演奏コーナーもあります。今回横浜ギタースクールからは、ソロで加藤恵美さん、三重奏で渡邉家の皆さんが出演を予定しています。今年は久しぶりにのべ100名以上の出演の賑やかなイベントになっていますのでぜひお出掛けください。入場無料です。
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