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 2022年10月号 No.378


 【ギター大好きみんな集まれギターコンペティション参加者募集中】(10月1日更新)

 公益社団法人日本ギター連盟主催の上記コンペティションが来年も開催され、1月から3月にかけて地区大会、全国大会が行われます。神奈川地区大会は2023年1月21日(土)に吉野町市民プラザで行われ現在参加者を募集中です。
 このコンペティションは演奏レベルを問わず、課題曲なし自由曲のみで年齢別に行われるなど最も参加しやすいコンペティションですのでぜひお気軽に参加検討していただければと思います。
 詳細は →日本ギター連盟

 【10月のレッスンスケジュール変更について】(10月1日更新)

 9月中に予告していたレッスンスケジュールのうち、火曜日と金曜日が変更になっていますので該当の方はレッスンカレンダーの確認をお願いいたします。

編集後記(10月1日更新)

 今回は僕が現代ギター誌7月号から9月号まで短期連載記事を執筆していた「ギターのお悩み相談室」の誌面で取り上げられなかったお悩みに回答する第二弾です。連載開始前にスクールのオープンチャットでギターのお悩みを募ったところたくさんのお悩みを書き込んでいただき本当に助かりました。ただ誌面のスペースの都合上取り上げられるお悩みの数は限られてしまうため編集部の意向で決めさせていただきましたが残りのお悩みについてもできるだけこの欄で回答していきたいと思っています。ということで今回は2つのお悩みにお答えします。
【左手の爪も整え方があるのでしょうか】
 まず初心者の方は左手の爪はできるだけ短くしてください。左の爪が長いと指を立てて指先で押弦しようとしても、爪の方が先に指板に当たり押弦の邪魔をしてしまい音がビリつくことにつながります。次にある程度ギターが弾けるようになってきたら、自分の左指の指頭の状態に応じて爪の長さを変えることを検討してみましょう。左の爪は単純に短ければ良いわけではなく、指頭の状態によっては少し爪を伸ばした方が良いケースもあるという事です。具体的には爪の生え際から先の指頭の肉がかなり盛り上がっているタイプの人はいくらか爪が伸びていた方が押弦やスラーが安定するようです。僕は指頭の肉が薄いタイプなのでいつもギリギリまで爪を短くしていますが、ギタリスト仲間の中からは、ある程度爪を伸ばしていないと押弦が心許なく感じるという声も聞かれます。
【人差し指と中指を交互に弾くにはどうすれば良いですか。交互に弾く利点にについても教えてください】
 先に交互に弾くメリットからお答えします。1本指で連続して弦を弾くためには1音弾くたびにその指を振り上げて再び弦の向こう側に戻す必要があります。
 それに対して2本指で交互に弾けば弾き終わった指が戻る間にもう一本の指が弦を弾くことができるので安定して速く弦を弾くことが出来ます。ですのでゆっくり単音を弾くのでしたら1本指で弾いても全く問題ありませんしむしろ揃った音色で綺麗に弾けると思います。
 逆にもっと速く弾きたい場合にami の3本指を使うことも考えられます。超絶技巧で知られた巨匠ナルシソイエペスが3本指でスケールを弾いていたのも有名です。しかしイエペスのように恵まれた指なら良いのですが指の長さや爪の問題もあって3本指奏法はそれほど浸透していないのも事実です。それよりもフィゲタ奏法と呼ばれるpとiの交互奏法の方が実用的で実際に多くのギタリストが曲中で使用しているのを見ることができます。
 最後になかなか2本指を交互に弾く事ができない方のための練習方法ですが、iかmのどちらか一方にアクセントを付ける練習が効果的です。やり方は簡単、ただどちらかの指で弾く時だけアクセントをつけて弾くだけです。imimの交互でしたらiの時だけ、またはmの時だけにアクセントをつけます。imimが狂うとアクセントがズレるのですぐに気づく事ができで修正ができるので交互奏法が苦手な方はぜひお試し下さい。 (ほりい)

2022年度横浜ギタースクール発表会のご案内(9月1日更新)

いつも横浜ギタースクールのレッスンに通ってくださり、ご理解ご協力をいただきありがとうございます。
 未だコロナ禍の先は見通せない状況ではありますが、今年度の横浜ギタースクール発表会は十分な対策は行った上でステージ開催に向けて準備をスタートいたしました。
 2020年度、2021年度はコロナ禍により動画版や無観客といったイレギュラーな開催となり、この間に入会された生徒の皆様にとっては発表会のイメージが浮かびにくいかと思いますので、参加要項と合わせて横浜ギタースクール発表会の特徴もお知らせいたします。ぜひお読みいただき発表会参加をご検討いただければと思います。

<横浜ギタースクールの発表会は>
●生徒の皆さん一人ひとりが1年間のギター練習の成果を自分なりにおさらいする場です。
●発表会に向けて1曲をじっくり仕上げるのでそのプロセスが上達につながります。
●個人レッスン中心のギタースクールではギター仲間が出来て親睦できる数少ない機会です。
●自由参加です。
●華美な舞台は用意しません。衣装も客席のお客様に失礼にならない程度の普段着で構いません。
●参加者には本人の演奏部分の写真データとビデオデータを差し上げます。

<2022 年度 横浜ギタースクール 発表会 参加要項>
●日時:2022 年 11 月 26 日(土)12:00-18:30(予定)
●会場:横浜市吉野町市民プラザ4階ホール
●演奏時間:独奏、重奏は3分〜7分程度、アンサンブルは8分程度。
●参加費:
・初等科まで: ¥5,000
・中等科以上: ¥7,000
※複数出演の場合1プログラムにつきプラス ¥3,000
・アンサンブルグループ: ¥12,000(1グループ )
●参加のお申し込み:申込書に記入の上10 月20日までにお申し込みください。
●今年度は打ち上げ忘年会は行いません。
●申し込み書のダウンロードはこちら からどうぞ

 神奈川ギター協会デビューリサイタル(8月1日更新)

 神奈川ギター協会主催の新人ギタリストオーディション合格者により毎秋行われている「神奈川ギター協会デビューリサイタル」が10月8日(土)に二俣川のサンハート音楽ホールで行われます。今回の出演者は昨年行われたオーディションの合格者3名で、この時に主席合格された横浜ギタースクール在籍の堀江基之さんが出演いたします。入場無料ですのでぜひお出かけください。
<昨年度神奈川新人ギタリストオーディション合格者による「デビューリサイタル」>
[会場]サンハート音楽ホール(相鉄線二俣川駅下車徒歩3分)
[日時]2022年10月8日(土)15:00開演(14:30開場)
[入場料]無料 (コロナ感染拡大状況によっては入場制限があるかもしれませんのでHPでご確認ください)
[出演]堀江基之、望月亮平、小橘田ひろみ

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