今年度横浜ギタースクール発表会、出演された皆様、スタッフとしてお手伝いいただいた皆様お疲れ様でした。8時間に及ぶ大イベントでしたがおかげさまで無事に終了、終演後には客席から応援してくれた生徒の皆さんやご来場いただいたお客様から「大変素晴らしい発表会だった」との声をたくさんいただきました。何より3年ぶりとなる有観客での開催によって、たくさんのお客様の前で演奏できること、聴衆としても生のギターの音を目の前で聴けることの楽しさ、ありがたみを改めて実感できた会だったように思います。
また出演された皆さんの演奏内容についても、今回は特にレベルアップを強く感じました。おそらく出演された方はそれぞれに自分の演奏の細かいミスや納得いかない部分にこだわって落ち込んでしまいポジティブな部分を過小評価してしまいがちですが、もっと長い目で見ればかなりの上達を感じられるはずです。実はこの点について発表会の進行上の数字を見ても明らかになっています。どういうことかというと、過去の発表会では毎度進行が予定より遅れてしまい終演時刻が大幅に遅れてしまっていたのですが、今回は進行表通りぴったりの進行で終演はむしろ予定より早まったくらいでした。演奏時間の短さが演奏内容に直結するわけではありませんが、演奏がスムーズだったということは確かだと思います。 またもう一つ今年の発表会で感じたことに、客席のお客様が例年以上に多かったことがあります。これは単に入場者数が多かったというだけではなくお客様一人あたりの滞在時間が長いこともあったと思います。8時間に及ぶ会ですので開演から終演まですべてのプログラムを聴くのは無理ですがお知り合いを目当てに来た方がさらにその後もしばらく他の生徒の演奏を聴いてくれたということではないでしょうか。これもひとり一人の演奏が楽しめたことがもちろん、今年から取り入れた演奏者のアンケート紹介や、アンサンブル、重奏を分散させたプログラム等の工夫も良かったのかもしれません。来年はさらに充実した発表会になるよう準備をしていきたいと思いますのでご協力よろしくお願いします。 ということでギタースクールの一年を締めくくる大イベントを終えホッと一息したので早くも翌朝から骨休めの旅に出かけてしまいました。今回は紅葉の滋賀、京都にふらりです。現地の方々も口をそろえていましたが、今年の紅葉は例年に比べても格別の美しさだそうで本当に見事でした。特に滋賀では石山寺のライトアップ(写真は
→こちら)、京都では八瀬 (写真は
→こちら )が素晴らしかったです。
それから最後に先月号で勿体ぶって答えを書かなかった鹿児島で見つけた謎の美味しいおつまみ
→写真 の正解ですが、これは「キビナゴの骨せんべい」でした。魚の骨せんべいはお酒のおつまみでは比較的ポピュラーで、アジやイワシ、キス、あとはウナギなど食べたことがある方も多いと思いますが、これらの骨せんべいはどれも歯応えがしっかりして歯が丈夫でないと楽しめない感じですが、今回のキビナゴは全く違ってサクサクというかフワフワというかとにかく軽い歯ざわりです。出てきたときの見た目にはほんとに驚きましたがお酒のおつまみには最高でした。(ほりい)