横浜ギタースクール

YOKOHAMA GUITAR SCHOOL

YGS MONTHLY NEWS

2026年7月号 No.423

今年度横浜ギタースクール発表会は11月28日(土)に決まりました

 今年の発表会は例年と同時期の11月28日(土)に吉野町市民プラザホールで開催が決まりました。申し込み時期はまだ先ですが選曲など準備を進めても良いと思います。また初めての出場で迷っている方も遠慮なくご相談ください。

<横浜ギタースクールの発表会について>

⚪︎生徒の皆さん一人ひとりが1年間のギター練習の成果を自分なりにおさらいする場です。

⚪︎発表会に向けて1曲をじっくり仕上げるのでそのプロセスが上達につながります。

⚪︎個人レッスン中心のギタースクールではギター仲間が出来て親睦できる数少ない機会です。

⚪︎自由参加です。入門レベルの方からどなたでも参加できます。

⚪︎華美な舞台は用意しません。衣装も客席のお客様に失礼にならない程度の普段着で構いません。

⚪︎参加者には本人の演奏部分の写真データとビデオデータを差し上げます。

編集後記

このところ何人かの生徒の方からギターの購入についての質問をいただいたので今回はクラシックギターの楽器について書いてみたいと思います。まず初心者の方々が分かりにくいのはクラシックギターのグレード区分だと思いますのでそのあたりからまとめてみます。クラシックギターは大別すると「練習用ギター」と「手工ギター」に分けられます。これらの差は主に2つ、1つは使われる木材やパーツの種類や質の違いと、もうひとつは製作方法、大量生産か製作家のハンドメイドか、によります。それぞれのグレードによる価格の違いですが、練習用ギターは3万円から20万円くらいが目安かと思いますが、おすすめは7万前後のものです。理由として第一にあげられるのは練習用クラスの楽器の場合、価格と音の良し悪しがあまり比例していないように感じるためです。あくまで個人的な感想ですが、1〜2万で買えるギターは練習用としてもおすすめできない楽器がほとんどですが、例えば7万クラスと15万クラスと比べた場合には違いは音量や音色というよりもパーツの質や仕上げの装飾などの違いの方が大きいような印象で肝心な音の面では個体差の方が大きいように思います。もうひとつの理由はクラシックギターを趣味として長く楽しむならぜひどこかのタイミングで手工ギターを手にしてもらいたいからです。もちろん最初から高価な楽器を持つ必要は全くありませんし、むしろギターの音色の好みなどが定まらないうちに高価な楽器を買うのはおすすめできません。ですが、ある程度上達してタッチが安定して曲の好みやギターの音色の好みがわかってきたと感じたら手工ギターに買い替えを検討しても良いと思います。手工ギターの価格帯は40万くらいから始まり、上はキリがなく、とは言ってもバイオリンのように何億などというものはなくてせいぜい1000万程度です。プロギタリストでもほとんどは100万円から数百万円程度の楽器を使っています。それでアマチュアでもそんな大金を出して手工ギターを買う意味あるの?というのが皆さんの一番知りたいところだと思いますが、結論から言って買う意味は大有りです。理由の第一はやはり音色の魅力が全然違うこと、次に音の遠達性、これは音量ではなくステージなどで弾いても客席までしっかり届き、小さな音もそのまま伝えられる性能です。また音の分離といって和音やアルペジオで1音1音の輪郭がボヤけずにはっきり聞こえる性能も違いが出ます。「自分にはそんな音の違いはわからないから・・・」という方もいると思いますが、良い楽器に触れていないから違いが分かるようにならないと言えます。最高ランクを知ればそれより下のランクを格付け出来ますが、下のランクしか知らないとそれより上のものは格付けは出来ず単に「下よりは上」といった曖昧な判断になりがちです。僕の例で言えば、スーパーのパック寿司のマグロと近所のお寿司屋さんのマグロの違いはわかりますが、大間の天然本マグロは食べたことがないのでわかりません。きっと「すごく美味しい」しか言えないと思います笑。同じくワインも飲み放題居酒屋のグラスワインとレストランのワインの違いは分かっても10万円のワインと100万円のワインの違いは(おそらく)わからないと思います。しかも大間のマグロもロマネ・コンティもお腹の中に入ってしまえば残るのは記憶だけですがギターなら毎日素敵な音色を楽しめてしかも一生ものです。何だか怪しい宗教の壺販売のようになってきましたが、みなさんがギターを買っても僕は一銭も儲かりませんので信じてもらって大丈夫でしょう。やはり良い音色のギターだと長く弾いていたいという気持ちになり練習もやる気が出ますし前述のように長く持っていられると考えるとけっして高い買い物ではないと思います。ただしギター購入を検討する際にはひとりではなくギターに詳しい人、音のしっかり分かる人と一緒に行ってください。もちろん事前に僕に相談してもらえたらアドバイスします、もちろん無料で笑。

ということで「今月の1枚」は僕がプロになってから使用してきた3台のギターです。左から「イグナシオ・フレタ エ イホス 1964年(スペイン)」「エリック・サリーン(アメリカ)」「ホセ・ルイス・ロマニリョス 1977年(スペイン)」です。

第54回 神奈川新人ギタリストオーディション

神奈川ギター協会主催の上記オーディションが7月5日(日)に横浜市磯子区民文化センター「杉田劇場」で行われます。YGSからは榎本哲也さんが出場を予定しています。入場無料ですのでぜひお出かけください。

【予選】

午後12時30分~

課題曲:F.カルリ作曲/スケルツォ Op.333-13

自由曲:3分以内の独奏曲

【本選】

午後5時00分~(予定)

課題曲:F.ソル作曲/練習曲 op.31-23

自由曲:6分以上10分以内の独奏曲

【ゲスト審査員】

益田正洋

YouTube動画の譜面販売について

「YGS Easy Guitar Channel」ではこれまで全てのアレンジ譜を無料ダウンロードできるようにしてきましたが、著作権問題をふまえて今後は楽譜販売サイトを通じた有料販売に切り替えていくことにいたしました。

横浜ギタースクール生徒、姉妹教室、横浜アコースティックギターアンサンブルを楽しむ会のメンバーの皆様には引き続きこれらの譜面は無料で差し上げますのでご希望の方は堀井までメールでお知らせください。