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 2026年5月号 No.421


「B会」+「暑気払い」を7月4日(土)に行います(5月1日更新)

どなたでも参加できる人前練習会(通称B会)を7月4日(土)に行います。終了後は恒例の暑気払いも予定していますのでこちらもセットでぜひご参加ください。
<B会>
⚪︎日時:7月4日(土) 13:30集合予定
⚪︎会場:吉野町市民プラザ3階Aスタジオ
⚪︎参加費:¥1,000
⚪︎申し込み:メールで堀井までお申し込みください。定員20名先着順です。
⚪︎演奏時間:7分以内
<暑気払い>
⚪︎会場、会費など詳細は未定です。

YouTube動画の譜面販売について(5月1日更新)

「YGS Easy Guitar Channel」ではこれまで全てのアレンジ譜を無料ダウンロードできるようにしてきましたが、著作権問題をふまえて今後は楽譜販売サイトを通じた有料販売に切り替えていくことにいたしました。
 横浜ギタースクール生徒、姉妹教室、横浜アコースティックギターアンサンブルを楽しむ会のメンバーの皆様には引き続きこれらの譜面は無料で差し上げますのでご希望の方は堀井までメールでお知らせください。

編集後記(5月1日更新)

 7月にギタートリオとパーカッションのライブを石垣島で行うことになりました。2016年以来10年ぶりの石垣島での演奏になります。
 コロナ禍以降はギタートリオでの活動はほぼ休止状態ですので知らない方も多いと思いますが、結成から40年になりその間に全国で800回を超えるコンサートを行ってきました。簡単に紹介すると、1985年頃に横浜ギタースクール門下でプロギタリストとして独立していた大橋俊和、弟でジャズギタリストの大橋博和、そして駆け出しの僕という3人が、ジャンルにこだわらずにアコースティックギターの音色の魅力を楽しく伝えられるような活動をしようということで意気投合して結成しました。当時はまだ普及していなかったエレアコを使った演奏を行い、発表したCDも好評を得て以来たくさんのライブを行なってきました。そしてこのような活動が認められ、文科省の助成による全国の公立学校での芸術鑑賞授業の仕事が入りその後約20年に渡り続けることとなりました。
 話は戻り、今回の石垣島のライブですが、その学校公演をきっかけに一緒に演奏を重ね、長年の付き合いになっているブラジル人パーカッショニストのパウロ・バルガス(通称バルちゃん)がセットしてくれました。バルちゃんは僕たちと出会う少し前に来日して東京に住んでいましたが、その後訪れた石垣島にすっかり魅せられて10年ちょっと前から島の住民になっています。
 ここでバルちゃんの紹介をすると、ブラジルのサントス生まれのドラム、パーカッション奏者で世界中のビッグネームと共演やレコーディングをしています。中でもスティービーワンダーの全米ツアーに参加した時には僕たちもびっくりしましたが、日本人でも宇多田ヒカルやドリカムをはじめ錚々たるアーティストのバックで演奏しています。
 しかもそれだけに留まらず実はもうひとつ格闘家という顔も持っていて、プラジルの伝統的な武芸のカポエイラからはじまり、様々な格闘技のエキスパートになっています。僕たちと知り合ってからも「ラスベガスに行ってくる」というので演奏の仕事かと思ったら何とK1の試合に出場する、という話でまたまた驚かされました。
 そんなすごい経歴のバルちゃんですが僕たちギタートリオとの出会いはちょっと特別でした。かれこれ25年前、芸術鑑賞授業の仕事で佐賀県を2週間の予定で回っていたのですがその当時一緒に演奏していたパーカッショニストはサンバの世界ではカリスマ的な存在のブラジル人F氏でした。1週目が無事終わり一息しているところに深刻な顔のマネージャーから伝えられた話が「F氏がダブルブッキングで来週からの某大物アーティストのツアーの仕事を入れてしまっていて、私たちの仕事を放棄して東京に帰ってしまった」でした。そしてその時にF氏が自分の後釜のブラジル人パーカッショニストとして推薦していったのがバルちゃんだったのですが、バルちゃんとしても知らないマネージャーから、今すぐ羽田に行って福岡行きの飛行機に乗り、そこから電車に乗り換えて佐賀県の武雄温泉というところに来てくれ、と言われても面食らったに違いありません。
 そして日曜日の夜11時を回った頃、僕達が待ち構える居酒屋にバルちゃんが現れました。演奏本番は翌月曜日の朝10時開演、それまでに初対面でお互いに何者かも知らないこのメンバーで1時間のプログラムを作らなければなりません。バルちゃんは明朝に演奏する曲のほとんどは聞いたこともない訳ですから譜面を渡して打ち合わせなければならないことは山ほどあります。これは徹夜か、と覚悟をしていたところにリーダーの大橋兄が一言「今日は飲もう!」どんな人柄でどんな演奏をするのかもわからない、しかも言葉の壁もある窮地で、コマゴマと譜面を見ながら打ち合わせをするよりもバルちゃんに自分達のことを知ってもらった方が良い結果になる、という判断です。なんと肝の座った決断、小心者の僕ではとても無理と思いましたが、これが結局大正解ということが翌日はっきりします。午前、午後と2回の公演を無事終え唐津に移動、ホテルの露天風呂にビールを持ち込みバルちゃんを囲んで祝杯!貴重な経験になりました。
 ということで「今月の1枚」は、この時のバルちゃんとの演奏の様子です。

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