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Q. 爪はどのような形にどのくらい伸ばせば良いのでしょう?

A. 爪の形、長さは人によってかなり違い、自分に合った爪の形を見つけるまでが、試行錯誤の繰返しとも言えます。私も巨匠の爪の形をまねして何度も痛い目に遭ってきました。 と言うわけですが、これでは答えになりませんので、これからクラシックギターを始めようという方の基準になるオーソドックスな爪の整え方を書いておきます。
 1. imaの指は、手の平側からみて爪が指先から2〜3mm程度見える位の長さで、形は指頭に沿ったなだらかなカーブにする。
 2. pの指も基本的にはimaと同じで良いが、少し長めで、形は、普通に上から見て右側(i指側)を少し長めにする場合が多いようです。

つめ

Q. 爪を伸ばしたのですが、奇麗な音が出ません。

A. 「奇麗な音」を出すのはもちろん爪だけの問題ではありませんが、ここでは爪が原因での「ノイズ」に限定して考えてみます。
 まず、考えられるのは爪の先の 磨き方が良くない場合です。つめ切りで切っただけ、などは論外ですが、つめ切りの裏側についている金属のヤスリで磨く、というのも絶対ダメです。 せめて1000番〜1500番位の紙やすり(女性用の爪のお手入れセットについている船形のヤスリ位でいいです)を用意して丁寧に磨いて下さい。爪の内側も 念入りに磨き、内側に削りカスが残っていないか確かめて下さい。
 次に考えられるのが、弦を深く掛けすぎているケース。この場合、最初に指頭の肉だけに 弦がかかって、その後弦が離れる直前に爪に一旦引っ掛かるようになって抜けていく、という要するに弦を2段階で弾いてしまうわけです。この2段階目の 爪に当たるときに「カチッ」というノイズが混ざって、汚い音になるのですが、案外気がつかずに平気で弾いている人を見かけます。
 また、 アルペジオや速いスケールでは、弾弦後に指を戻す際に、爪が弾いた弦に僅かに触れてノイズが出る場合もあります。
 この他にも考えられますが とにかく言えることは、自分のタッチを良く観察するということです。各指の爪それぞれについて、どの部分がどのくらいの角度でまず弦に触れて、 その後どのように抜けて行くかをしっかり確認してください。良く観察すると自分のイメージとかなり違っていたということもあるかもしれません。 それから、良く耳で確かめながら爪とタッチを研究していけば、きっとより良い音がでるようになることと思います。

つめ2

Q. 弦を弾くとビリビリという雑音がするのですが。

A. もちろん左指の押さえが甘い場合に雑音が出るのは当然ですが、ここでは弾き方はには問題がないのに、 ギターのどこからか「ビリビリ」という何かが振動しているような雑音が出る原因をあげておきます。
 まず考えられるのは弦の留め方が悪い場合で、 ブリッジの弦を留めてある部分から余分な弦が伸びて、表面板に中途半端に触れて演奏中にビリビリと響いてしまうケースです。この場合はこちらに写真と正しい留め方がありますので参照して下さい。また、同様にブリッジ側ではなくヘッド側の余分な弦が振動している場合もありますのでこちらもチェックしてみて下さい。
 次にある特定の弦の特定のフレットの時だけ雑音が出る場合はフレットの調整が悪いケースが考えられます。フレットの高さに ムラが出てきて、振動した弦がフレットに触れて雑音が出る訳です。この場合は素人が直せる調整ではないので、修理に出してください。(弦の不良振動による 可能性もあるので修理にだす前に新しい弦に換えてみて下さい。)
 さらに楽器自体の問題として考えられるのが、ギターの内部に主に扇状に取り付けてある力木と呼ばれる補強材の接着が緩んできた場合も雑音が出ます。こちらも判断が難しいので、楽器店に相談してみてください。

 

Q. 自分のギターが、すごく押えにくく、弾きにくいように感じるのですが・・・。

A. ギターが弾きにくいと感じる原因はいくつか考えられます。まず考えられるのは、弦高の調整がうまくいっていない場合です。この場合は弦とフレットの間隔が 広くなっていて(押える距離が長くなっている)、特に高いポジションでのセーハ等がきつく感じられます。原因の多くは、ネックが反ってしまっているか、または単純に ブリッジで弦を持ち上げているプラスティック状の棒(骨棒という)が高すぎるか、です。どちらの場合も骨棒を削る事によってかなり弾きやすくなります。弦高の調整方法についてはこちらをご覧下さい。また特にフォークギターに多いのですが、知らずにテンションの非常に強い弦を張ってしまっているケースです。 「ライトゲージ」でもかなり柔らかい弦という印象をもつかもしれませんが、実はもっと柔らかい弦は何種類もあります。特に生で大きな音を出す必要がある場合を除けば、特に 初心者の練習用としては「エキストラ・ライトゲージ」や「コンパウンド」といった種類のテンションの弱い弦が適していると思います。