GSNトリオ旅報告〜2006年10月21日(土)
長崎旅報告スタート
明日から長崎の島巡りツアーがスタートですが、最初の公演地が五島列島の小値賀島ということで、明日の移動はかなり長時間になります。午前中に自宅を出て羽田から昼の便で長崎空港に向かいます。小値賀島に行くフェリーは佐世保から出港なので、長崎空港から車で佐世保へ移動、陸路の機材車と合流して夕方5時のフェリーに乗り込みます。フェリーで小値賀まで2時間半、宿に着くのは8時近くになる予定です。何だかんだで、10時間の大移動ですから大変です。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月22日(日)
長崎公演〜移動日・五島列島の小値賀島へ
あちこちと公演旅行をする上で、乗り物に弱い、というのは致命的ですが、幸いメンバー全員、飛行機と車には強く、今までも乗り物に参った、という記憶はありません。僕も極度の高所恐怖症にもかかわらず、飛行機は全く大丈夫、どうやら高所もここまでくると開き直れるようです。それはさておき、今回は船という新たな大敵が現れてしまい、ちょっとばかり不安がよぎっていました。事前にネットで船酔い防止の情報を集め、酔い止め薬は錠剤よりドリンクタイプが効く、と聞けばそれを買い求め、空腹はイカン、といわれればおにぎりを用意して強敵に備えてきました。
なにはともあれ、長崎空港到着からタクシーで1時間、フェリー港のある佐世保に到着。この辺から雲行きが怪しくなり、雨がぽつぽつ降り始めました。気のせいか風も強まったような。乗り場で、マネージャーのKさんが調べたところ、フェリーの30分前に出港する高速船に間に合うからそっちで行こう、ということになりました。僕としては遅くても速くてもいいから揺れないやつがよかったのですが、とにかくこれに決定。日曜夕方の離島行きフェリー乗り場は、島の住民らしき老若男女が退屈そうに出港を待っています。出航時間になり、桟橋に近づいてみると、予想したよりずいぶん小さい船で定員は42名だそうです。客室は両側に3席ずつ、座席には驚いたことにシートベルト、なにやら不吉な予感です。(つづく)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月23日(月)
長崎公演〜昨日のつづき
いよいよ出航、風雨は強まっている様子ですが、湾内にいるためかそれほど揺れを感じません。ほぼ満席の客室は話をする人もおらず、みな押し黙ったままじっとしています。船内で本を読むのはかなり危険な行為ですので、なにもすることがなく、かなり薄暗くなった窓の外をながめるだけです。30分ほどたったでしょうか、右側に見えていた平戸らしき島影がとぎれ、にわかに揺れが激しくなってきました。ときおり激しく船体が上下してエレベーターで下降しているようなイヤな感じがします。そのうちに波の方向が変わったのか、横揺れも加わり、恐怖感を覚えるほどになってきました。大橋兄が「危ないからもうちょっと気をつけろって船長に注意してくるわ!」などと言って、みんなを笑わせますが、その笑顔も引きつり気味です。周りでは気分の悪くなった人も出始めています。僕も近くを見ると一気に酔いそうなので、窓の外を眺め続けます。窓にはひっきりなしに波がかぶってきて、まるでコインランドリーの丸窓を見ているようです。予想以上の事態に青ざめながらも、事前の備えのお陰で何とか無事小値賀に到着しました。しかしもう真っ暗になった小値賀の桟橋は土砂降り、一難去ってまた一難、皆ずぶ濡れ、這々の体でやっと宿にたどりついたのでした。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月23日(月)
長崎公演〜公演初日/小値賀島
昨晩はえらい目に遭ったものですが、その後は鯛やイサキ、ワタリガニ、ミズイカなど五島近海の新鮮な魚介で乾杯となり、ようやく一息つけたのでした。今朝は島の中学校で小学校、中学校合同の公演。島の子どもたちは、のびのび元気いっぱい、楽しく初日の演奏を終えました。今日はまた移動があるので公演は午前のみ。今日は高速船ではなく400人乗りのフェリーなのでそれほど揺れない、とのこと。午前中は時化で小型船は欠航という不穏な情報も流れていたのですが、急速に天候は回復、結局快適な船旅で佐世保港に戻ってきました。(Photo:船上から五島列島の島並をバックに)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月24日(火)
長崎公演〜江迎→鹿町→平戸
公演2日目の24日。平戸に近い江迎町の中学校で午前の公演の後、少し南に戻り鹿町町の文化会館で午後の公演。両公演ともに生徒の皆さんの反応も良く、表情も生き生きして、楽しんでくれた様子でした。演奏後は鹿町から次の宿泊地の平戸に向かいました。平戸の地名は歴史にたびたび登場するので位置的には知っているつもりでしたが、平戸島という島だとは思っていませんでした。もっとも現在は平戸大橋という立派な橋がかかって陸続きになっています。
話は前後しますが、昨日の小値賀島の公演後、乗船まで時間があったので隣島の「斑島」に寄って天然記念物「ポットホール」を見物してきました。「ポットホール」は波が打ち寄せる岩場に直径2メートル、深さ3メートルほどの穴が開いており、底をのぞくと直径50センチくらいの丸い石があるというものです。まあ岩と石で出来た巨大ラムネの瓶、という感じでしょうか。それがどうした、といわれても困りますが、硬い石が波の力で揺り動かされて下の軟らかい岩を削って、長い年月のうちに出来たという世界的にも大変珍しいものだそうです。(写真)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月24日(火)
長崎公演〜平戸
昨晩は平戸名物の平目を肴に美味しいお酒をいただき、ほろ酔いで店を出ると、通りでは折しも亀岡神社の祭礼が行われているところでした。提灯のほのかな明かりが通りに並び、ところどころで地元の人たちが集まって郷土料理を並べてお酒を飲んでいます。そのうち賑やかな鐘の連打と爆竹が響き、中国風の龍の舞が始まりました。この龍の獅子舞(あれ?)、中華街では国慶節の時などで見ることが出来ますが、異国情緒の漂う町、平戸ではまた違った趣でした。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月25日(水)
長崎公演〜的山大島→度島→平戸
公演3日目となる今日は、今回の長崎公演前半のヤマ場。平戸島の北に位置する2つの島、「的山大島」と「度島」(「どしま」ではなく「たくしま」と読みます)でそれぞれ午前、午後の公演を行います。便数の少ない定期船ではとても公演スケジュールをこなせないため、小型フェリー(といっても乗客100人と車数台が乗れます)をチャーターしての移動となります。マネージャーのKさんは、昨晩からフェリー会社や島の学校との打ち合わせで大忙しの様子です。何でも昨日から西風がひどく航路や港を変更する可能性もあるという事でしたが、一夜明け、どうやら西風は収まった様子で一安心です。8時前にメンバーを乗せたジャンボタクシーと機材車が桟橋に着くと出航準備は整っており、そのまま車ごと乗船、あっという間に港を離れていきます。50分ほどで的山大島に到着、開演1時間前の9時に学校に着いて大急ぎで仕込み、サウンドチェックの後、無事に予定通り開演できました。演奏を終え、片付け、すぐにフェリーに戻り、度島に向けて出港、朝はねずみ色だった空もこの頃には明るくなり、船上から眺める島々の景色に見入ってしまいます。30分もかからず度島着。浦々に漁船が泊まり、島特有の曲がりくねった細い道の後、上り坂をしばらく行くと島の小中学校に着きます。島のコンサートでは児童、生徒だけではなく、生徒の親はもちろん島の住民の皆さんが大勢集まります。演奏にも大変楽しんでもらえたようでアンコールでは全員が立ち上がって手拍子、大いに盛り上がりました。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月25日(水)
長崎公演〜つづき
度島での公演後、フェリーに戻り、出港準備をデッキから眺めていると、桟橋でお母さんたちが手を振ってくれています。「わたしたち、追っかけで〜す」大きな声で叫んでくれます。見えなくなるまで手を振って見送ってくれた「追っかけ」のお母さんたちに感謝です。こうして前半のヤマ場を無事乗り越えホッとしたわけですが、それにしてもフェリーのチャーターとは、トリオの活動史上初めてです。乗っているのは船長以下乗員3名と我々一行6名(とタクシーの運転手さん)だけ。途中、船長さんにお願いして操船室(っていうのかな?)に入れてもらい、航海の話などいろいろうかがいました。なんでも昨日の海の荒れ具合はひどかったそうで、「あんたら、これが昨日だったらとても船降りて演奏どころじゃなかったよ」とのことでした。いやいやホント助かりました。写真はキャプテン大橋の図。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月26日(木)
長崎公演〜平戸島
昨日はフェリーを降りた後、まだ明るかったので観光名所、聖フランシスコ・ザビエル記念教会に立ち寄ってもらいました。先日の小値賀島など五島列島周辺と並んで、平戸、生月周辺もキリシタンの弾圧が厳しかった地域で、関連の史跡なども多数残されています。ザビエル記念教会は観光ガイドブックの表紙になるほど美しい教会で、正面入り口のすぐ横に十字架を掲げたザビエルの像が建っています。この教会から少し下ったところに立派なお寺が建っており、灯籠が並ぶ参道から上を眺めるとちょうどお寺の屋根の上から教会の尖塔が飛び出たような不思議な構図になり、「教会とお寺のある風景」として観光ガイドにも紹介されていました。一夜明けて、公演4日目の今日は午前、午後ともに平戸島内の中学校での演奏。移動も比較的少なく早めにホテルに帰って来られたので、近所のコインランドリーに出かけてきました。夕食はどうしようか、という相談に「ヴァルガスも毎日お魚ばかりではかわいそう」ということになり、「平戸牛の焼き肉」に決定。市内中心部にあり、ガイドブックにも出ている大きなお店でしたが、美味しい平戸牛の上、リーズナブルで皆満足でした。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月27日(金)
長崎公演〜前半最終日
前半最終日の今日は、平戸島を南下していき、午前は津吉、午後には突端の野子の中学校で演奏しました。今回の旅ではどこに行っても本当に素晴らしい景色なのですが、野子の学校体育館からの眺めは印象的でした。体育館から見下ろすと、入り江があり、民家と漁船がちらほら見えます。周囲の山と空、海と漁船や民家、という特に何ということもない風景なのですが、のどかで懐かしいような気持ちよい景色が広がっています。体育館でリハーサルの後、校長室でお弁当をいただくことになったのですが、保護者の方から、今朝とれたばかりの「鯛」のお刺身と名物の「うちわエビ」のお味噌汁という嬉しい差し入れをいただき、何とも贅沢な昼食となりました。(Photo: 野子の体育館から)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月28日(土)
一時帰京
小値賀から江迎、鹿町、平戸島内と県北部をまわった長崎公演前半ですが、どこも明るくフレンドリーな生徒児童の皆さんで気持ちよく演奏させていただきました。ただ、移動に関しては初日の高速船を始め、車での移動も結構ハードなところがありました。昨日は野子での公演後、一時帰京のため長崎空港に向かったのですが、当初はタクシーで3時間で何とか飛行機に間に合う、という予定でした。ところが、現地の運転手さんに聞くと、ちょっと厳しいかもしれない、という返事。このときは慌てたものの、近くの港から佐世保までの高速船があり、それに乗れば何とかなるというということが分かり一安心。またまた船での移動になりましたが、今回は天気も上々、波も静か。乗船するや、乗り合わせた地元のおばあちゃん、おばさんが袋から「てんぷら」(関東では薩摩揚げ?)を出して、「これ平戸名物、美味しいから食べてごらんなさい」。なんともローカルでいい味の短い船旅でした。(写真は昨日いただいた「うちわエビのお味噌汁」)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月29日(日)
再び長崎へ
明日から長崎公演の後半、今日は佐世保泊なので夕方の長崎空港行きの便で大丈夫です。佐世保と言えば、先週の移動日も佐世保から例の高速船に乗ったのですが、この時空港からのタクシー車内で話題になったのが「佐世保バーガー」。世事に疎い僕は初めて聞いたのですが、有名らしいですね。なんでも首都圏にも進出してるとか。大橋(弟)などウェブで集めた佐世保バーガー店データベースをパソコンに入れてあるほどで、○○バーガーが評判いいらしい、などという情報も仕入れています。ただ「佐世保バーガー」ってどんなの?と聞いてみても、特に決まったスタイルがあるわけではなく、店によっていろいろ特徴があるとの事。なんだかよくわからないねー、などと言っていると、それを聞いていた運転手さん、「うちの会社も佐世保バーガーのお店出してるので寄っていきましょう、私がご馳走しますよ」何とこの後、本当にご馳走になってしまいました。この佐世保バーガー、「ラッキータクシー」が経営しているので、「ラッキーバーガー」というのですが、大きさはふつうのハンバーガーとほぼ同じくらい、お肉部分がパテ状ではなく、どちらかというと薄めのステーキを細かくしたような、粗挽きのような、いった感じでちょっと贅沢なハンバーガーです。それにしてもタクシーに乗って運転手さんにご馳走になる、というのは初めてですが、これには後日談があります。数日後の移動で再びこの運転手さんにお世話になり聞いたところによると、この日前のお客さんを乗せた後、僕たちを空港に迎えに来るまでに、時間と場所が中途半端だったので空港近くのパチンコで時間をつぶすことにしたそうです。するとお察しの通り、出るわ出るわの人生最高記録の大もうけ、だったとのこと。僕らは福の神だったわけですね。
GSNトリオ旅報告〜2006年10月30日(月)
長崎公演〜佐々町→平戸
昨晩の佐世保は「よさこいまつり」の最終日ということで、全国からこのイベントのために集まった169チームの熱気が街にあふれていたそうです。しかし残念ながら僕たちが夕食に出かけた時にはすでに熱気も静まり普段通りに戻っていたようでした。それにしても「よさこい」って何なんでしょうね。元はどこのお祭りなのか知りませんが、日本のあちこちの街で見かけるような気がします。
今日は佐世保から30分ほど北上した、佐々町の中学校で午前の公演の後、再び平戸の島内に戻り、午後の公演を行いました。今日の宿泊は平戸の観光ホテルです。「異国情緒の長崎・平戸とハウステンボス3日間」みたいな浴衣姿でワイワイ賑やかな、おばさん集団ばかりの館内に怪しいオジさんとブラジル人が妙に浮いています。まあそんなことよりも僕たちとしては、広い大浴場や露天風呂で足を伸ばしてリラックスできるのは何よりです。(写真は早朝の平戸城遠望)
GSNトリオ旅報告〜2006年10月31日(火)
長崎公演〜生月島→田平町→松浦
今朝は平戸の温泉ホテルで、美味しいアゴだしの味噌汁やトビウオの干物など正しい日本の朝食をいただいた後、生月島(いきつきじま)に向かいました。平戸も現在は橋で結ばれた島ですが、生月はさらに平戸と橋でつながっています。遠い昔の遣唐使船が、東シナ海の荒波を乗り越え、この島を見つけたときにホッと息をついたというのが島名の由来で、江戸の時代には捕鯨の本拠地として日本一を誇っていたそうです。午前の公演をこの生月の中学校で終えた後は平戸と別れ、田平町の中学校で午後の公演を行い、後半2日目を終了、宿泊地の松浦市に向かいました。ここ松浦は、サバ、アジの漁獲量が非常に多いそうで、散歩に立ち寄った「道の駅」でもとれたての魚が並んでいました。中でも目を引くのが、「旬サバ(ときさば)」五島灘の荒波で鍛えられたっぷり脂の乗ったブランドサバで「関サバ」と並び称されるほどだそうです。ちなみに僕が見たお店では平民のサバが1尾300円に対して、高貴な「旬サバ」様は1尾何と1200円、でもホントに美味そうでした。
GSNトリオ旅報告〜2006年11月1日(水)
長崎公演〜後半のヤマ場
今日から11月、我々の長崎公演もいよいよ終盤、あと2日です。今日は一日で2つの島で演奏というハードスケジュールで、船の手配など、マネージャーのKさんが最も心配していた行程です。先週のようにフェリーをチャーターして公演時間に合わせて移動するのがベストですが、チャーター用のフェリーが修理中ということであきらめ、定期船での移動になりました。午前の公演地は、玄界灘の沖合に浮かぶ元寇の島、「鷹島」です。定期フェリーは予約が出来ず先着順なので、大型車などが多い場合、乗れない場合もあるとの事なので、余裕を持って港に着かなくてはいけません。早起きして出発、夜明け前に港に着くとすでに大型車数台が待機していましたが、乗れることがはっきりしてまずは一安心。8時半には島の中学校に到着、この後のフェリーの時間に合わせて、公演開始もいつもより早い9時40分です。通常通り70分のプログラムを終え、急いで機材の撤収、すぐに次のフェリー乗り場に向かいます。フェリー港のすぐ隣には漁船が並び、傍らで漁師の方が漁具の手入れをしています。訊いてみると、ねずみ取りのようなかごを海に沈めて「何とかふぐ」を獲るのだそうです。「毒がないふぐだよ○○ふぐは」と説明してくれましたが、地元の言葉でちょっと聞き取れませんでした。この後フェリーでいったん伊万里の近くに行き、陸路で次の橋続きの島「福島」に到着、こうして午後の公演も無事終了。後半最大のヤマ場も乗り越え、ほっと一息と言うところですが、もう一日、気を引き締めて行きたいと思います。(Photo: 鷹島からのフェリー乗り場で)
GSNトリオ旅報告〜2006年11月1日(水)
長崎公演〜旬サバを求めて
最終日に向けて気を引き締めて、とはいうものの、ヤマ場を乗り越えたわけだし「旬サバ」で乾杯しないわけにはいかないだろう、ということで松浦の街に出かけました。だいたい初めての街に行った場合は、夕方のうちに一度偵察して良さそうな店を探しておきます。この日も、旬サバや旬アジをアピールしている小綺麗なお店を見つけておきました。泳ぐように暖簾をくぐろうとすると、女将さんらしき方から声がかかりました。「実は主人が入院中でお刺身類が出せないんですがいいですか?」いやいや、それはよくないです、旬サバが食べたいんですからね。がっくりして次の店を探します。「こういうときはホテルの中にあるレストランみたいなところが案外無難なんだよな。お刺身のメニューも充実してたし・・」という意見が出て、結局ホテルに戻り、泳ぐように自動ドアに突入します。と、先客に詫びている声が聞こえます。「すみません、今さっきサバとアジが終わっちゃって」・・またまた夜の街にフラフラ出て行きました。「なんか今ひとつ活気が無さそうだけど、案外こういう店がいい味出してるんだよな」という赤提灯の店を見つけ、泳ぐようにガラガラ扉を開けます。先客無し。奥のレジのところで奥さんがなにやら借金取りのような男とヒソヒソ話をしています。嫌な予感がしましたが、とりあえず席に着きます。奥さんは我々にかまっている場合じゃなさそうで、「ちょっと待ってね」といったきり。やっと借金取り?氏が帰り、奥さんから出た言葉が、「板前さんが出かけちゃってそのうち帰ってくるから」いったい「旬サバ」にはいつ出会えるのでしょうか。結局、ほとんど自棄状態で、都会風の洒落た外見で敬遠していたお店に入りました。結構混み合っている店内は、カウンター内に若い女性が2人いて切り盛りしています。嫌な予感・・・が、見事はずれ、ここの「旬サバ」「旬アジ」の美味しいこと。感じ良く、しっかりしたお店のお姉さん2人とも話が弾み、肴にも大満足でした。
(Photo: 松浦「もぐら」で旬サバに満足)
GSNトリオ旅報告〜2006年11月2日(木)
長崎公演〜最終日
最終日の午前は、松浦の立派な市民ホールで中学校公演。開演直前、楽屋から舞台袖に向かおうとすると、若い女性2人に話しかけられました。つい最近会った顔、と思ったものの、開演5分前で気持ちが本番モードに入っていて、とっさに思いだせません。「あの〜昨日のお店の・・」そうだそうだ、昨晩の美味しいお店「もぐら」のお嬢さん2人。わざわざ早起きして聴きに来てくれたのでした。どうもありがとう。午後は15分ほどの「御厨」(みくりや)に移動してここの街の中学校と近くの青島の小中学校の合同公演。この日も両公演共に生徒の皆さんが楽しく、和やかに聴いてくれ、ツアー最終日を締めくくることが出来ました。長いような、あっという間のような、2週間の長崎島巡りツアーでしたが、初日の「恐怖の大荒れ高速船」の日以外は全て天候にも恵まれ、関係者大勢に支えられて無事、全公演を終了できました。
GSNトリオ旅報告〜2006年11月2日(木)
長崎公演〜おまけ
「長崎公演〜おまけ」は、ツアー中に飛び出した、ヴァルガスの仰天発言!これまでもヴァルガスの口から出る話には何度も驚かされてきましたが、今回もメンバー全員「え〜、それホント!!、それは凄いよ」
もったいぶって、この先は次回につづく・・・

Yoshinori Horii