GSNトリオ旅報告〜2006年6月3日

明日から岩手公演

 GSNトリオ&P.ヴ ァルガス(パーカッション)による学校公演、「ギターとパーカッ ションの演奏会」が、来週から岩手県内でスタートします。
  岩手県での学校公演は今年で3年目になりますが、今年は今週と来週 の週前半のみ計5日間で、9公演を予定しています。公演地は、まず 民話のふるさとで有名な遠野、海側に移動して釜石、翌週はまた内 陸部の江刺、北上、方面と続きます。
 プログラムは例年通り、クラシック、ポップス、ブラジル音 楽などバラエティーに富んだ選曲で、子どもたちに楽しんでもらい たいと思っています。こういうコンサートでは、やはり子どもたち がよく知っている流行りの曲も加えようと言うことで、毎回オジサ ンたちは選曲に悩んでいるのですが、今回はレミオロメン「粉雪」 とドラマ「西遊記」のテーマソングで子どもたちになじみの「Aroun d The World」に決定しました。
 明日は、4月からスタートした横浜市のギターワークショップ のレッスンを昼までおこなってから、急いで東京駅に直行、夕方に 遠野着、それから音響の仕込みとリハーサル、という強行軍になり ます。(写真は昨年度のギターワークショップの模様)

GSNトリオ旅報告〜2006年6月4日

岩手公演〜遠野へ

昨年に続き講師を 務めさせていただいている「ポップスギターを弾こう!」ワークシ ョップ(横浜市芸術文化振興財団吉野町市民プラザ主催)の今年の 受講者は28名、全くのビギナーという方も大勢いらっしゃいます。 6回目の講座となる今日、早くも発表会に向けての曲練習がスタート しました。初めて挑戦するアンサンブル曲「コンドルは飛んでゆ く」が予想以上に上手く出来て、皆さんの表情も少し和らいできた ように見えました。この調子で7月の発表会までがんばりましょう、 ということでお昼に講座を終えて、その足で東京駅へ向かいます。 ホームで、昨年秋以来久しぶりのヴァルガスと握手、マネージャー のYさんとも、よろしくお願いしますのごあいさつをして車中へ。 新花巻というあまりなじみのない駅まで3時間以上。さらにタク シーで新緑の景色を眺めながら1時間、ようやく夕暮れの「遠野」 に到着しました。こちらはまだ朝夕は気温が下がるようで、今日も 上着が欲しいかな、というくらいです。まずは明朝の演奏会場「遠 野市民センター大ホール」に直行して音響の仕込みと簡単なリハー サル、いつもながらツアーのスタートは緊張します。音響機材のチ ェックや新曲の打ち合わせを済ませてホッと一息、その後やっと、 生ビールにたどりつきました。(写真は今日の準備の様子)

GSNトリオ旅報告〜2006年6月5日

岩手公演〜遠野〜釜 石

一昨年の公演時にも泊まった遠野の快適なホテル「あえりあ遠野」 と午前の会場「遠野市民センター大ホール」は隣合わせなので、こ れ以上楽な朝の移動はありません。午前は遠野の周辺地域の小学校 9校合同の公演で、高学年の児童が約700名集まりました。明る く素直な反応の子ども達で、気持ち良く公演をスタートすることが 出来ました。午後は遠野市の郊外、宮守という地域に4月にオープ ンしたばかりの「みやもりホール」に移動し、小学校3校合同の公 演を行い、無事初日公演を終了。この後、今日の宿泊地「釜石」ま で一時間半の移動です。この途中、飛騨の合掌造りなどと並んで 「日本十大民家」と称される「南部曲り家・千葉家」がある、とい うことで立ち寄ってみました。(写真)曲り屋というのはL字型の 家のことで、人間の住む母屋と馬小屋を直角に連結した農家の事で、 古来から名馬の産地として知られる南部の、馬と人間の結びつきの 深さがわかる住まいだそうです。夕方6時前に釜石に到着し、さっ そく三陸の美味しい魚を食べさせてくれる店探し、三陸ならではの 「マツカワ」「ドンコ」「ホタテ」といった魚貝を堪能しました。

GSNトリオ旅報告〜2006年6月6日

岩手公演〜釜石〜大槌

 今日の午前は 「釜石市民文化会館」に市内の小学校14校から高学年の児童700名が 集まってコンサート。プログラム途中で、「アニメメドレー」と 「クイーンメドレー」と、どっちが聴きたい?と手を挙げてもらい 多数決。僅差で「アニメメドレー」に決まったのですが、演奏が始 まると会場全員がものすごい大きな声で歌ってくれました。午後は 釜石から20分ほど北上した大槌町で、小学校合同の公演。僕は大槌 町という地名を知らなかったのですが、井上ひさし氏の著書で有名 な「吉里吉里」がある所でした。また「ひょっこりひょうたん島」 (これも井上ひさし氏が原作者の一人 )のモデルになったといわれ ている島(蓬莱島〜写真)もあります。公演に来た小学校の一つに 「吉里吉里小学校」の名前がありました。ちなみに「吉里吉里」と いう変わった地名、アイヌのことばだそうで、砂浜を歩くときの擬 音から名付けられたという説があるそうです。この後今週はいった ん横浜に帰ります。

GSNトリオ旅報告〜2006年6月11日

岩手公演〜後半移動日〜江刺へ

 午後2時半すぎの 新幹線で明日の公演地「水沢江刺」へ。先週の帰りの新幹線では、 久しぶりに車内販売のお弁当を食べました。駅弁とビール、という のは、なかなか旅愁を誘うものではありますが、いざ蓋を開けると 冷たいおかずとご飯にがっかり、がいつものパターンでした。とこ ろが今回はうれしい予想外!駅弁も進化が著しいのですね。「前沢 牛、牛めし」¥1300也。容器から飛び出している花火の導火線 のようなひもを引っ張った途端に、すごい勢いで湯気が出るほどの 加熱パワーが発生します。4〜5分蒸らしたところで蓋を開ける と・・(写真)。ほかほかご飯の上には、前沢牛、しらたき、タマ ネギ、ししとうのシンプルな甘辛の具が乗っています。お味のほう もなかなかのものです。ただ¥1300はちょっと、お高いかな。

GSNトリオ旅報告〜2006年6月12日

岩手公演〜江刺

 「えさし」、なんか聞いたことある、そうそう民謡のあれ、 「えさし追分」などと思っていたら、とんだ勘違い、民謡は「江差 追分」で北海道の「江差」だそうで、岩手は「江刺」だそうです。 その江刺にある新幹線の駅は「一関」の次の「水沢江刺」という駅 です。昨日夕方に着いてみると、先週よりさらに肌寒く、13度ほ ど、上着がないと風邪をひきそうなくらいです。今朝も寒くて目が 覚めたくらいでしたが、昼間はちょうどいいくらいです。何しろ演 奏のたびにワゴン車に満載の機材の積み下ろしをするので、少し暑 いと演奏前に汗だくになってしまいます。機材はギターなどは問題 外の軽さで、パワーアンプやメインスピーカーは30キロ近くあり ます。そのほかの音響機材もかなりの量ですし、ヴァルガスのパー カッション類もすごい数です。ということで、後半初日は金ヶ崎町 で中学校公演、衣川という地域で小中合同のコンサートを行いまし た。今日はワールドカップ日本戦に備えて夕食の集合時間は早めで す。

GSNトリオ旅報告〜2006年6月13日

岩手公演〜江刺〜北上

 昨晩はワールド カップ日本戦、ということで8時には食事を終え、各自ホテルの部 屋に帰りました。ただし、大橋(弟)だけはみんなと食事に行かず 別行動を宣言。何でも早めに仮眠をして体調を整え、明日の支度を 済ませて、さらに風呂に入って身を清めてからテレビの前に座って 観戦するとの事。いつの間にそんな熱狂的なサッカーファンになっ たのでしょう?それに対して最も熱いサッカーファンと思われて当 然のブラジル人、ヴァルガスですが、意外や意外、子どもの頃から 全くサッカーに興味がないそうです。本人曰く、「ブラジル人では 相当珍しいよ」。そういえば以前彼から聞いた面白い話を思い出し ました。サッカーのブラジル代表のスーパースター達が来ていた パーティーにヴァルガスも招待された時のこと。途中でひと休みし ようと、会場の外に出たところ、同じくパーティーに疲れたらしい ブラジル人がおり、しばらく何気ない会話をしていたそうです。か なり世間話をした後でヴァルガスが「ところであなたは何をしに日 本に来ているのですか?」というような事を訊いたところ彼はびっ くり仰天。「君は僕の事を知らなくて、今まで話をしていたのか い?」なんでもブラジル代表のすごいスーパースターだったそうで、 知らなかっただけにチヤホヤしない自然な会話で好感を持たれ仲良 くなったそうです。その選手の名前は聞いたのですが、僕もヴァル ガスと同じくらいサッカーに興味がないので忘れてしまいました。 (ロナウドではなかったような気がします)そんなわけで、今朝は 昨晩の試合結果に言葉も少なく会場へ向かいました。午前は江刺の 体育文化会館ホールで小学校合同の公演。1000人近い児童が近 隣の学校から集まりましたが、超がつくほど元気の良い子ども達。 一曲目からすごい手拍子をしてくれ、モニターの音がかき消される くらいでした。今日は午前の公演のみで午後はオフ、とりあえず明 日の公演地の「北上」に移動しました。

GSNトリオ旅報告〜2006年6月14日

岩手公演〜最終日/北上〜西和賀

  最終日の今日、 午前は北上市内の中学校で公演。学校公演では基本的に1時間半く らい前に会場入り、搬入や仕込み、音響チェックで40〜50分ほ ど、それから着替えて、一服して本番、といった流れなのですが、 今朝は何かの手違いで本番一時間前まで準備が開始できない事にな ってしまいました。しかし最終日ともなるとさすがにスタッフもメ ンバーも手慣れたもので30分で音響チェックまで終え、予定通り に本番ができました。生徒達もきっちりした態度で最後まで聴いて くれ、楽しんでもらえたようでした。午後は、北上から東に向かい、 錦秋湖観光や湯田温泉で知られる「西和賀」の「銀河ホール」で小 学校合同のコンサート。僕たちもこれまで日本全国津々浦々のホー ルで演奏してきましたが、このホールのようなステージの作りには 初めてお目にかかりました。ステージの下がお城の石垣のようにな っており、客席からみると石垣の上で演奏しているように見えます。 (写真)その他、客席の二階が木製のバルコニーになっており、一 階奥には畳に座って聴ける席まであります。お城、畳席、木を沢山 取り入れている点など、「和」のテイストが「洋」のコンサート ホールとうまく調和している素敵なホールでした。この銀河ホール での公演で今回の岩手公演は無事終了です。(今回はコンサートの 模様の写真を全く載せていなかったので、ステージ写真をGalleryに載せました。)